一般社団法人日本非破壊検査工業会
理事長 長岡康之
一般社団法人日本非破壊検査工業会(JANDT)は、放射線、超音波、電磁力等の試験技術を用いて、鉄道、鉄鋼、造船、石油プラント、及び電力プラント等の重要な産業施設、特に溶接関係の製造時の品質管理と稼働中の劣化状況確認を目的に、1972年1月に「社団法人非破壊検査振興協会」として発足しました。1986年には機材関係の会社も会員として加わり、2001年には、非破壊検査業界を発展させ、更に社会貢献のできる団体となるべく「社団法人日本非破壊検査工業会」に改称いたしました。2008年には配筋探査技術者、2014年には国土交通省登録資格であるインフラ調査士の資格制度を創設し、社会資本の維持管理を担う多数の資格者を輩出しております。
私たちは、新たに複合材料も検査対象に加え、必要に応じて技術開発を行い、それらの技術についても講習会を通じて技術者の育成を図り、安全で安心な社会の構築に尽力する所存です。
今後のJANDTの活動に更なるご理解とご協力をお願い致します。
2022年6月